
初めは形だけのFC募集でした。
正直はじめは直営で徐々に増やしていこう!といった考えでした。自社のホームページには「フランチャイズ募集!」なんて書いてはいたのですが、特に積極的に加盟店を増やしていきたい!という考えではなく、やりたい人がいればできるかな?くらいの感じで記入していました。あるとき、適当に作ったFC募集ページをみた方から連絡をいただき、「ぜひフランチャイズをさせてください!」と言われました。
実際にいままで数件そういったお問い合わせをいただいていたのですが、直営で全国行ってやる!とおもっていた私は「今は募集してないんですよね…」と言っていました。今考えれば、じゃーなんで載せてんだよ!という話ですよね(笑) それでその時も断ったんです。今は募集してないんですよねーと。すると、1回は諦めてくれたのですが、その1週間後、「どうしてもダメですか?」と再度電話がかかってきたのです。正直こんなことを言うのはダメですが、メンドクセー!と思っていました(笑)

お助けマスターがいいんです!
1回目も2回目も断った私。さすがにもうかかってこないだろうと思ったのですが、さらに1週間後、またまたお電話が。わたしはその方にこう言いました。「便利屋さんのFCやりたいなら何件か数百店舗運営している業者があるのでそちらの説明会に参加してみてはいかがですか?」と。するとその方は、「大手ではダメなんです!私が便利屋お助けマスターに加盟したいのは、まだ未開拓な業者で積極的にFC募集しておらずワクワクするし何より社長の理念に共感したからです!」という熱いお言葉をいただきました。
いままで加盟希望者さんに「理念に共感した」ということは言われたことがありませんでした。私は嬉しくなって「すぐに会ってください!」と寝返ったのです(笑)その翌日に実際お会いさせていただき、1時間の予定でしたが熱い話をしていると気づいたら4時間立っていました。

テスト店舗での運用
しかし、いきなりフランチャイズをやるといっても正直やり方が全く分かりません。契約書もないし加盟説明もできないし、法律面や書類関係もちんぷんかんぷんでした。書籍やYouTubeで調べて調べて「なるほど!こうやってやるのか!」となんとなく分かったタイミングで小さな奇跡がおきました。
わたしの元従業員から連絡がきて「社長、便利屋のフランチャイズとか募集してないですか?」
これを聞いたときは正直ドッキリかと思いました(笑)そのスタッフには私がいまフランチャイズ展開をしようと思っている段階で、色々模索している段階だよ。と伝えると、「テスト店でもいいのでぜひやらせてください!」と言われ、FCというよりのれん分けに似たような形でFC1店舗目のテスト店がオープンしました。
その後、またまた奇跡がおこり、取引先の方がうちへ訪れたとき「実は仕事を辞めてなんでも屋さんのFCに加盟しようと思ってるんですよね」と、これまたドッキリのような事を言われました。その方は当社が便利屋FCをしていることを知らなかったので、当社がFCをしていると知ってビックリされていました。
いずれの方にも、「まだどうなるか分からないし、そもそもFCをやったことが無いから失敗するかもしれないですよー!」と強く伝えましたが、それでもやらせてくれ!と言っていただきました。そんなこんなで2店舗目もすぐに決まり、2022年7月から10月までに4店舗(その他も入れると7店舗)のテスト店舗が始まりました。
「テスト店舗でもいいからやりたい!」と言っていただいた方にわたしはこのような説明をしました。「便利屋お助けマスターは直営でしかやったことがないのでうまくいくか分かりません。というか、うまくいく可能性の方が低いと思います。ただ、当社の集客やリピート対策には自信があります。もし当社の理念や目標に少しでも可能性を感じていただけるなら力を貸していただけませんか?」と。

テスト店がまさかの展開!
そのテスト店がまさかの展開を迎えます。初めは元従業員の23歳の若者。のれん分けのような状況である市町村を任せてみたのですが、なんと開業初月で売上200万円を突破したのです。開業時にチラシを3万枚撒き、30件以上の問合せ、小さな案件から信用していただき、外壁塗装や遺品整理をご成約いただいての結果となり、いきなりあり得ない数字をたたき出したのです。
わたしが便利屋お助けマスターを一人で開業したときは丸3か月は1件の問い合わせもなく、開業初月の売り上げは0。4か月目に初依頼をいただいて35,000円。5か月目にやっと20万円を達成することができました。実際、仲良くさせていただいている他社の便利屋さんでも専業で食べていけるようになった期間は1年程度掛かったという声を多く聞くことがあります。
また、もちろん初月200万円はすごいのですが、更にすごいのがリピート率。1回でもご利用いただくと約60%の方にリピートしていただいているのです。そのオーナーは現在ぐんぐん売り上げを伸ばしていき、さらに2店舗増やしてくれました。他の加盟店様も開業1か月目から黒字展開し、早くも初期投資分を回収しようといった段階です。

力を貸してください。
「人の役にたつ仕事をしよう」
こう思ったのは2014年に私のおばあちゃんが亡くなった時でした。小さい事は実家が近かったこともあり、毎週遊びにいっていたのですが、わたしが年齢を重ねるごとにその回数は減っていき、最後亡くなる前に会ったのは3年以上も時間が空いていました。
昔はよく遊んでもらっていたのに、私は何一つ恩返しをしないまま最後を迎えてしまったのです。そこで私は、おばあちゃんに出来なかった”恩返し”を便利屋を通して皆さんに行っていければ!と思い、便利屋お助けマスターをオープンしました。
もちろん初めはまったくうまくいかず、チラシの手配りしても「そんなもんいらんわ!!!」と怒鳴られる事も日常茶飯事… そんなことにもめげずに営業を行ってきましたが、開業してから3か月間は問合せの電話1つ掛かってきませんでした。
しかし諦めが悪いのがわたしの長所!?「誰にも頼めずに困っている人は絶対にいるはず!」 という想いから、ホームページの作成、チラシのポスティング、関連企業への営業などを続けていくうちにある日を境に1件、また1件とご依頼をいただけるようになってきたのです。
一言で便利屋と言っても、お客様1人1人のご依頼内容は大きく異なります。ただ単に依頼された事をこなすのではなく、お客様の気持ちをしっかりとくみ取り、「選んでよかった!」といっていただける事を大切にしております。
少し話がそれてしまいました…
今後の目標は「全国の小さいお困りごとを無くす」こと。わたし一人では全国でこのようなことはできませんが、FCとして加盟店様にお力添えいただくことで、「お困りごとは便利屋」という新しい”当たり前”を創ることができると思っております。現在の目標は47都道府県に300店舗を創ること。わたし達と一緒に「便利屋が当たり前」という新しい世界を作っていただけませんか?

最後に
最後までお読みいただきありがとうございました。今のお仕事を辞めて独立するにはかなりの覚悟や決心が必要だと思います。高額な金額もかかりますし、リスクを極限まで下げてオープンしたいと思いますよね。
便利屋お助けマスターはまだ0次募集(テスト)が終わった段階、始まったばかりの便利屋FCです。本部もまだまだフランチャイズについて勉強中で、大手のようなスムーズなやり取りができない状況、さらに今後、どのような状況になるかは分かりません。このような段階でよければ、当社の理念に共感していただける方がおられましたら是非個別説明会にお越しください。納得のいくまでお話しさせていただき、すべての情報を公開させていただきます。さらに、先ほどご紹介させていただいた23歳の若者のお話、その他の加盟店様もご紹介させていただきます。
現在の0次募集で加盟していただける方には優良エリア取得などといった先行者利益が得られます。ただし、まだこの段階でのFC加盟は危険だということでしたら100店舗を超えているお助け本舗さんや便利屋ファミリーさんをお勧めします(笑)